リンパ腫から固形癌まで、困難な腫瘍との戦い方~腫瘍内科最新アップデート~【オンライン】
講師紹介
松山 新 先生
米国獣医内科専門医(腫瘍科)
アジア獣医内科学専門医(腫瘍科)
サスカチュワン大学 助教
【略歴】
2011年 北海道大学獣医学部 卒業
2013年 北海道大学付属動物病院 研修医
2018年 ゲルフ大学 腫瘍科レジデント終了
2018年 米国獣医内科専門医(腫瘍科)取得
2020-2022年 Toronto Veterinary Emergency Hospital 腫瘍内科医
2020年 アジア獣医内科学専門医(腫瘍科)取得
2021年 ゲルフ大学 博士号取得
2022年 ゲルフ大学 ポスドク
2022年-現在 サスカチュワン大学 助教
米国獣医内科専門医(腫瘍科)
アジア獣医内科学専門医(腫瘍科)
サスカチュワン大学 助教
【略歴】
2011年 北海道大学獣医学部 卒業
2013年 北海道大学付属動物病院 研修医
2018年 ゲルフ大学 腫瘍科レジデント終了
2018年 米国獣医内科専門医(腫瘍科)取得
2020-2022年 Toronto Veterinary Emergency Hospital 腫瘍内科医
2020年 アジア獣医内科学専門医(腫瘍科)取得
2021年 ゲルフ大学 博士号取得
2022年 ゲルフ大学 ポスドク
2022年-現在 サスカチュワン大学 助教
セミナーのご案内
松山新先生は、米国獣医内科学専門医で、現在は博士課程を続けつつカナダの二次診療施設で腫瘍内科医として勤めている腫瘍内科のエキスパートです。数々の論文執筆や国内のセミナーなどでご活躍されており、特にメトロノミック化学療法や分子標的治療薬、腫瘍患者に対するインフォームドコンセントに関しては、松山先生自身が特に興味を持っている分野です。
今回、JAHAオンライン国際セミナーでは、国際的な最新の知見を紹介していただきながら、遭遇機会の多いリンパ腫、肥満細胞腫の分類と解釈に関して、さらには切除困難な予後の悪い固形癌の内科療法について、エビデンスを交え様々な管理の工夫についてお話しいただきます。
是非この機会に、日々の悩ましい症例について議論し、日々の診療の一助としていただければ幸いです。
学術委員 有藤 翔平(日本動物医療センター)
今回、JAHAオンライン国際セミナーでは、国際的な最新の知見を紹介していただきながら、遭遇機会の多いリンパ腫、肥満細胞腫の分類と解釈に関して、さらには切除困難な予後の悪い固形癌の内科療法について、エビデンスを交え様々な管理の工夫についてお話しいただきます。
是非この機会に、日々の悩ましい症例について議論し、日々の診療の一助としていただければ幸いです。
学術委員 有藤 翔平(日本動物医療センター)
開催概要
講義(録画配信):6時間(9月15日~24日 配信)
質疑応答(ライブ配信):(9月25日 12時~13時)
※事前に質問を受け付けます。
質疑応答(ライブ配信):(9月25日 12時~13時)
※事前に質問を受け付けます。
トピックス
腫瘍の臨床分類:「リンパ腫」から「多中心型B細胞性高グレードリンパ腫」へ
臨床現場でよく見られる腫瘍は典型的な病態として一括して診断・治療される傾向があります。しかしながら、
診断をよく理解・分類し、治療やモニタリングを適切に行うことで、各症例の予後が改善するとともに、不必要な治療を回避することが可能です。本トピックでは最新の知見を紹介しながら、犬リンパ腫と肥満細胞腫の臨床現場で不可欠な分類と解釈について検討いたします。
1. 犬リンパ腫の理解
・低グレード・高グレード分類が不可欠なのはなぜ?
・消化器型リンパ腫はクロラムブシル、あるいはCHOP療法のどちらで治療すべき?
・免疫型分類(Tcellvs Bcell)はいつ、どういった時に有用?
・再燃時のレスキュー療法の選択はどうするべき?
2. 犬の皮膚肥満細胞腫の治療
・術前情報にてどの症例でステージング検査を行うべき?
・確認すべき病理組織学的因子はどれ?その結果をどう解釈するか?
・外科切除のみで根治?術後全身療法を実施すべきなのはいつ?
固形癌の内科療法:なにかできる治療はありますか?内科的管理の工夫
浸潤度が高く切除困難。併発疾患のため外科不適応。肉眼転移病巣があり全身療法を優先。治療成績が良くない
とされる固形癌に対して、抗癌剤にて管理せざるを得ない症例は意外と少なくありません。しかしながら、内科的に行える工夫はたくさんあります。本トピックでは比較的頻繁に行われる犬の固形癌の内科療法について、エビデンスを交えて紹介いたします。
1. 癌腫
・膀胱移行上皮癌~どのNSAIDsと抗癌剤?~
・鼻腔腺癌~放射線療法を選択されない症例の管理~
・トセラニブ使用是非の検討
2. 肉腫
・骨肉腫~断脚前、断脚後、転移症例での化学療法使い分け~
・血管肉腫~ドキソルビシンの使いこなしと禁忌症例での対策~
・組織球肉腫~ロムスチンと肝毒性への対処~
臨床現場でよく見られる腫瘍は典型的な病態として一括して診断・治療される傾向があります。しかしながら、
診断をよく理解・分類し、治療やモニタリングを適切に行うことで、各症例の予後が改善するとともに、不必要な治療を回避することが可能です。本トピックでは最新の知見を紹介しながら、犬リンパ腫と肥満細胞腫の臨床現場で不可欠な分類と解釈について検討いたします。
1. 犬リンパ腫の理解
・低グレード・高グレード分類が不可欠なのはなぜ?
・消化器型リンパ腫はクロラムブシル、あるいはCHOP療法のどちらで治療すべき?
・免疫型分類(Tcellvs Bcell)はいつ、どういった時に有用?
・再燃時のレスキュー療法の選択はどうするべき?
2. 犬の皮膚肥満細胞腫の治療
・術前情報にてどの症例でステージング検査を行うべき?
・確認すべき病理組織学的因子はどれ?その結果をどう解釈するか?
・外科切除のみで根治?術後全身療法を実施すべきなのはいつ?
固形癌の内科療法:なにかできる治療はありますか?内科的管理の工夫
浸潤度が高く切除困難。併発疾患のため外科不適応。肉眼転移病巣があり全身療法を優先。治療成績が良くない
とされる固形癌に対して、抗癌剤にて管理せざるを得ない症例は意外と少なくありません。しかしながら、内科的に行える工夫はたくさんあります。本トピックでは比較的頻繁に行われる犬の固形癌の内科療法について、エビデンスを交えて紹介いたします。
1. 癌腫
・膀胱移行上皮癌~どのNSAIDsと抗癌剤?~
・鼻腔腺癌~放射線療法を選択されない症例の管理~
・トセラニブ使用是非の検討
2. 肉腫
・骨肉腫~断脚前、断脚後、転移症例での化学療法使い分け~
・血管肉腫~ドキソルビシンの使いこなしと禁忌症例での対策~
・組織球肉腫~ロムスチンと肝毒性への対処~
配信方法
講義:オンデマンド配信
JAHA動画配信サービス「Doupa」を使用した配信
・講義視聴用のアカウント(期間限定)を発行します。各動画の視聴履歴で出席を確認します。
・質問は別途ご案内する受講者用サイト(参加確定後、視聴方法と併せて通知)からご投稿ください。
・講義視聴用のアカウント(期間限定)を発行します。各動画の視聴履歴で出席を確認します。
・質問は別途ご案内する受講者用サイト(参加確定後、視聴方法と併せて通知)からご投稿ください。
※9/15以降にお申し込みを頂いた場合でも、視聴は9/24までとなりますのでご注意ください。
質疑応答:ライブ配信
ウェブ会議アプリ「Zoom」を使ったミーティング形式での開催
・講義配信期間中にご提出いただいた質問にお答えします。
・出席確認のため「ビデオ」をオンにしてご視聴願います。
・講義配信期間中にご提出いただいた質問にお答えします。
・出席確認のため「ビデオ」をオンにしてご視聴願います。
・質疑応答セッションは当日参加した方のみに見返し配信を行います。
受講区分および受講料
参加区分 | JAHA会員料金 | 一般料金 | |
受講料 *PDF資料込み |
獣医師 | 38,500円 | 53,900円 |
獣医師奨学制度 | 19,250円 | - | |
学術会員 | 11,550円 | 16,170円 | |
学生A 獣医師免許なし 要学生証コピー | 5,775円 | 8,085円 | |
学生B 獣医師免許あり 要推薦状 | 11,550円 | 16,170円 |
【優待区分での参加について】
・「奨学制度」獣医師免許取得後3年目までのJAHA会員が対象
・後援団体会員の方は、JAHA会員料金でご参加いただけます。申込み時、備考欄に所属団体名をご記入ください。
・「学生A」料金は「獣医師免許を持たない方」のみが対象
・「学生B」料金は「獣医師免許を取得済みの方」(主に社会人大学院生)が対象で、適用には上長にあたる方の推薦状のご提出が必須となります。
・「奨学制度」獣医師免許取得後3年目までのJAHA会員が対象
・後援団体会員の方は、JAHA会員料金でご参加いただけます。申込み時、備考欄に所属団体名をご記入ください。
・「学生A」料金は「獣医師免許を持たない方」のみが対象
・「学生B」料金は「獣医師免許を取得済みの方」(主に社会人大学院生)が対象で、適用には上長にあたる方の推薦状のご提出が必須となります。
申込方法
*2営業日以内に、受講料のお支払いに関するご案内をお送りします。
ご入金の確認をもってご参加の確定といたします。
お申込み締切:9月22日(金)15:00
※お支払い方法が振込の場合は、9月20日(水)までに振込手続きをお願いいたします。
ご入金の確認をもってご参加の確定といたします。
お申込み締切:9月22日(金)15:00
※お支払い方法が振込の場合は、9月20日(水)までに振込手続きをお願いいたします。
キャンセル規定
9月14日までのキャンセル:手数料1,000円を引いてご返金
9月15日(金)以降:視聴URLのご案内後は、受講料全額をキャンセル料としてお支払いいただきます。
9月15日(金)以降:視聴URLのご案内後は、受講料全額をキャンセル料としてお支払いいただきます。
ご連絡
・当日案内などE-mailでご連絡しますので事務局からのメールを受け取れるようご設定願います。
・Zoomでのセミナー参加が初めての方は、下記ファイルをご参照ください。
・Zoomでのセミナー参加が初めての方は、下記ファイルをご参照ください。